よくある質問Q&A

Q1.どうして肝硬変になるのですか?

A.主にC型肝炎やB型肝炎などが慢性化し、症状が進んだ結果おこる病気です。他の肝細胞障害をきたす疾患には、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、脂肪肝、胆汁うっ滞、薬物性肝障害、胆道閉鎖症、ヘモクロトーシスなどがあります。

Q2.肝硬変の症状はどのようなものですか?また、いつ頃から出てきますか?

A.肝硬変といっても初期の段階では自覚症状がほとんどありません。病気が進行すると段階的に症状が現れてきます。主な症状は、全身がだるくなる、食欲不振、おなかが張る、微熱、腹痛などです。

Q3.肝硬変が進むと具体的にどのような症状がありますか?

A.肝硬変では、初期の自覚症状がほとんどない状態を「代償期」といい、病気が進行すると症状がはっきり出てくる「非代償期」へと移行します。非代償期では、黄疸(おうだん)や浮腫(むくみ)、腹水(お腹に水がたまって膨らむ)があり、ひどくなると脳症と呼ばれる意識障害が出てきます。

Q4.肝硬変は治療で症状が改善しますか?

A.肝硬変の治療では、主に症状を改善させる治療を行います。原因がはっきりすれば治療法も判り、改善も可能です。主な治療法としては症状によって分けられます。

○肝硬変代償期:食事療法など。

○肝硬変非代償期:食事療法を基本に分岐鎖アミノ酸製剤の服用。

  • 「腹水」がある場合は、塩分を制限し薬の投与やアルブミンの点滴をします。
  • 「食道静脈瘤」がある場合は、内視鏡による結紮療法や硬化療法などを行います。
  • 「肝性脳症」がある場合は、緩下薬で排便を促がし、アンモニアの吸収を低下させ、特殊アミノ酸製剤でアミノ酸バランスを整えます。

Q5.肝硬変の食事療法で気をつけるポイントは?高タンパク、高ビタミン、高エネルギーがいいと聞きましたが本当にいいのですか?

A.タンパク質と言っても良質のタンパク質を上手にコントロールして栄養状態を良好に保つことが大切です。肝硬変ではタンパク質を多く摂れば良いと言うことではなく、良質のタンパク質(必須アミノ酸を多く含む)をバランスよく摂ることが重要です。

Q6.日常生活で気を付けることは何ですか?仕事は普段どおりに行えますか?

A.肝硬変ではいつ症状が進むかわかりにくいため、仕事は無理をせず、常に規則正しい生活を心がけ、症状がたとえないとしても必ず病院で定期検診を受けましょう。アルコールを控え、栄養士の食事指導なども受けた方がよいでしょう。

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