肝硬変に対するインターフェロンβ治療

肝硬変の方にも保険が適用になりました

平成18年4月から、インターフェロンβ(フェロン)だけ、肝硬変の方にも保険が適用になりました。ただし、1型の高ウイルス量の方には保険の適用は、残念ながら今はありません。また、現在インターフェロンα(スミフェロン)も同様に保険適用があります。

投与方法としては、インターフェロンβを600万単位で1週間打ち、その後5週間、半分の量の300万単位を打って、そこから300万単位を1日おきに打っていって9ヶ月間続けるという投与方法が一般的です。

9ヶ月間投与しますと、ウイルスが消える方が38.8%ぐらい。ウイルスが消えなくても肝機能が正常化した方を合わせると、51%ぐらいの方に効果があります。ただ、金額的には、かなり高額な治療の1つではあります。

インターフェロンβとインターフェロンα

インターフェロンβで治療をしてウイルスが消えた方と消えなかった方とでは、少し発癌に差が出てきます。そして、ウイルスは消えなくても、肝臓の炎症が治められてALTが正常になった方と、そうでなかった方とでは、明らかに差が出てきます。

インターフェロンαでも、使っていない方と使った方では、発癌率に差があるというデータがあります。

▼「肝炎・肝硬変について」内のコンテンツ

  1. 肝炎ウイルス検査
  2. 肝硬変に対するインターフェロンβ治療