肝癌撲滅のために

肝臓の炎症を抑えて、肝癌の発生を抑える

肝硬変には、ペグ入りのインターフェロンも含めて普通のインターフェロンは打つことができません。そして、慢性肝炎でも1b型の高ウイルス量という、一番難治の方が、やはり、ある程度最終的には残ってしまって、対症的に抑えていく以外にはなくなってしまうのではないかと思います。

ですから、インターフェロンあるいはペグインターフェロンを少量で持続的に長期間打つことによって、肝臓の炎症を抑えて、肝癌の発生を抑えるということを、今後は考えていかなければいけないのかなと思います。

ウイルス性の肝炎

最後に、肝癌を撲滅するためには、やはりウイルス性の肝炎があるというのを早く見つけて、早く治療を始めていただくことが必要です。

症状がなくても治療が必要なこともありますし、治療の必要がなくても、C型肝炎ではALT値が正常でも、線維化が進んでいる方がいるということが分かっていますので、きちっと検査を定期的に受けていただいて、治療を継続的に受けていただくということが、肝臓癌を減らすということにつながりますし、そのためにはきちっと病気について理解をしていただくということが大切だと思います。