診断評価を受けて治療をされているかということが問題

診断評価を受けて治療をされているかということが問題

大事なのは、ここから先、きちっと診断評価を受けて治療をされているかということが問題で、以前あった東京都の肝炎事業の二次検診については、B型で18%、C型で16%ぐらいの方しか受診されていないという状況です。

全国調査で、平成16年度、C型肝炎のウイルス検査で陽性と出た方は1万3千名ほどいました。そのうちで調査可能だったのがその半分ぐらいで、そのうちの8割ぐらいの方は医療機関を受診しているようです。ただ、このうちの半分ぐらいの方は、かかりつけの先生のところで、肝臓専門医は受診していないということが分かりました。

そして、受診した方のうち、28%の方しか治療は受けていないのです。その治療内容も、対症療法が大部分で、インターフェロン治療は18%の方しかされていません。インターフェロン治療をしたほうがいいと思われるのに、されていない方がまだかなりいらっしゃるのではないかということが、窺えます。

肝障害を見つけるには、

肝障害を見つけるには、症状がありませんから、健診で肝炎検査を受けていただくか、何らかの診療の際に検査をしていただくかということで見つけないとなかなか見つかりません。とにかく一回肝炎検査を受けていただきたいと思います。C型肝炎は、日常の生活、普通の生活をしていて感染することはまずないですから、一生に一回でいいので、肝炎の検査を受けていただきたいと思います。

肝炎検査を受けて、もし、肝障害があったならば、ウイルス性の肝炎以外にも、いろんな肝臓の病気がありますので、一度、専門医の診療を受けていただいて、原因が何なのか、そのままにしておいてもいいのか、定期的に検査をしなければいけないのか、治療法として何があるのかということを、きちっと、まず評価診断をしていただくということが必要だと思います。